日時:2015年8月28日(金)-29日(土)、30日フリープラン
会場:福島市アクティブニシアセンターAOZ 「アオウゼ」 福島駅徒歩4分
宿泊:グランパークホテルエクセル福島恵比寿 福島駅徒歩4分
主催:新建築家技術者集団
第3講座のバスは通行許可証が必要となるため、定員になり次第締め切らせて頂きます。
2011 年3 月11 日に発生した東日本大震災は、地震と津波の複合災害で東日本各地に大きな被害を及ぼした。同時に起きた原発災害は日本のみならず世界中に大きな衝撃を与えた将に未曽有の災害であり、その被害は現在も進行中である。全体に復旧・復興は被災者の期待からは大きく遅れ、未だに住まい・生業の見通しを持てない世帯も多いのが現状なのに、被害補償打ち切りの話も出ている。
建築とまちづくりセミナーでは、これまで国土を荒廃から守り、人びとの願う豊かな生活環境を創造する目的で、住む人使う人と協同して進めることを新建の憲章に即して、住まい・建築単体からまちづくりまで、市民との協同で進める理論と実践を継承・発展させるテーマで続けてきた。
今年は東日本大震災・原発事故の5年目を迎えた福島で講座とバス視察を行う。
セミナーは、原発事故の総体を知るところから、「失われた生活・まち」を把握することで、改めて生活の場「まち」のなりたちを探り、復興に長期間を要する現地の状況を共有しながら、教訓を引き出して全国に発信し、原発を断つ運動に繋げていくことをテーマとして考えた。